あじわう宮島

世界遺産の島

宮島ビール

宮島ビール

宮島アイランドレーベル 3種

嚴島神社と共に、世界遺産に登録された弥山原始林に育まれた地下水を使ったあじわい深いクラフトビール。広島レッドエール(中央)は、大鳥居をイメージした赤いビールで、苦みとベリーや、柑橘の香りが特徴です。弥山に住むドラゴンの伝説をイメージした弥山DRAGON IPA(左)は、柑橘系の香りと苦味が特徴。宮島ヴァイツェン(右)は、フルーティな味わいの白ビールで、なめらかな口当たりが女性に人気なビールです。

宮島ビールの3人(右が森川達也)

宮島が好き。ビールが好き。
その気持ちを共有する仲間と宮島への想いを表現した商品
宮島ビール | 森川 達也(写真:右)

テイスティングのためにグラスに注がれるビール
テイスティングをする森川

お店のこだわり

観光の新たな目的となるクラフトビール

宮島ビールは2010年にはじまったブランドです。代表の有本は、この地で代々続いてきた旅館の20代目の当主です。東京で仕事をしていましたが、いつか故郷の宮島に戻り何かをしたい、という気持ちを持っていました。しかし建物が木造で耐震の問題があるため、何か違った業態で土地を活用し、地域に貢献したいと考えました。そのとき、他店と競合にならず、地域とウィンウィンの関係性が築ける事業として、思い浮かんだのがクラフトビールです。宮島の素晴らしい海辺の風景を眺めながら、その土地でつくったビールを楽しめたら、観光の新たな目的を生み出すことができる。地域を活性化できる。その想いが宮島ビールの出発点です。自家醸造のビールづくりを開始したのは2017年。私(森川)はそのタイミングから宮島ビールに加わりました。ちょうど同じ頃、できたての宮島ビールを提供するレストランとして、宮島ブルワリーがオープンしました。

実店舗でカップに注がれるビール
宮島ブルワリーの店先

商品のこと

定番だけでなく新商品にも次々チャレンジ

宮島ビールの特徴は、弥山原始林に育まれた地下水を使って作ること。肌にいいシリカゲルを多く含み、やわらかく口当たりのよい水です。年間で20種類ほどのビールを醸造しており、広島らしい柑橘をつかったビールや、牡蠣殻を一晩水につけてカルシウムやミネラルを抽出した水でつくるビール、地元のワイナリーとコラボしたビール等、定番商品を磨きながら、新商品づくりにもどんどんチャレンジしています。クラフトビールの認知はここ数年でかなりあがってきましたが、未経験の方も多いため、はじめての人でも飲みやすいビールを中心に、少しずつクセのあるビールを増やしています。美味しいビールを飲んで、最高の思い出にして欲しい。だから味はもちろん、接客にも心をこめています。

醸造所でグラスのビールを見つめる森川

宮島への想い

宮島に親近感を持っていただく方を増やしたい

宮島が好き。ビールが好き。ここで働くスタッフみんなに共通しているのはその想いです。船で海を渡って、非日常を楽しみながら飲むビール。島を巡り鹿に追いかけ回されながら、また、山道をトレッキングして汗をかいた後で飲むビールも最高です。コロナ前は海外からの観光客が多いお店でしたが、近頃は、地元の方がリピートして来店してくださることが多くなりました。今後は、宮島ビールを購入できる場を増やし、宮島に親近感を持っていただく方を増やしたいと思っています。そしていつか、この景色を眺めながら、できたての宮島ビールを楽しんで欲しい。宮島での最高の思い出のひとつになるような商品、そのきっかけを生み出せるような商品を提案したいと思っています。

実店舗で女性店員がビールを注ぐ姿
グルメ&ダイニングスタイルショー 出展決定!!
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