あじわう宮島

世界遺産の島

マルアキ水産

マルアキ水産

夏かき・冬かき味くらべ

夏と冬のかきを食べ比べ出来る冷凍かきのセット。大人の手のひらサイズにもなる「夏かき」(宮島小町®)は、一つ一つ大切に育てられて身が大きくなり、味はさっぱりとしたあじわい。「冬かき」(秋吉かき®)は、身の引き締まってプリッとした食感に、うまみと甘みが濃縮されています。

マルアキ水産の大越剛と妻の知世

夏かき・冬かき 味くらべできる冷凍かきのセット お客様のリクエストから誕生
マルアキ水産 | 大越 剛・知世

新鮮な生の夏かきと冬かき
船での牡蠣漁

お店のこだわり

恵まれた自然環境で育つ宮島の牡蠣

宮島は世界遺産として、自然環境も含めて島全体が守られています。人の手が入らない原生林があり、野生の鹿や猪が住んでいます。人が住む海辺も、船着場は雁木と呼ばれる石造りとなっており、ミネラルが豊富に含まれた山の水がそのまま海へと流れ込みます。また中国山地に端を発する広島の7つの川の流れも宮島へと寄せてきます。

宮島の海

こうした恵まれた自然環境のもと、昭和30年代から牡蠣の養殖業を営んでいるのがマルアキ水産です。主人が海の状況を見ながら時期によって筏を移動させ、時間をかけて育てるマルアキ水産の牡蠣を、わたしは日本一美味しいと思っています。当初は牡蠣加工品や仲買への卸がほとんどでしたが、自慢の牡蠣を、その価値を理解してくださる方に直接売りたいという思いから、通信販売をはじめました。まずは身の回りの知り合いから、商品を気に入って買ってくださる方の輪が口コミで広がり、毎年欠かさず購入していただける常連のお客様が増えていきました。

漁に出る大越
水揚げされたたくさんの牡蠣

商品のこと

お客様との縁をつなげていく

牡蠣には絶対の自信がありましたが、もちろん最初から通販が順調だったわけではありません。請求書には必ず一筆メッセージを添えて、心をこめて商品を届けていました。お客様ひとりひとりを大切に、ゆっくりと歩んできました。電話での注文を受けるようになって、お客様の声を直接聞く機会が増えました。催事イベントで東京に夫婦で出張した際、今まで電話でしか話していなかったお客様が会いに来てくださったり、主人を見て「この人が私の好きな牡蠣をつくってくれている人なんですね」と喜んでくださったりするときは本当に励みになります。最近はこんなことがありました。おばあちゃんのお客様がいて、毎年、東京の娘さんのために注文をしてくださっていました。でも今年はその電話がなかった。代わりに娘さんから電話がありました。「母は亡くなりました。でもこれからは、私が直接、美味しい牡蠣を注文したい」と。こうやって縁がつながっていくのですね。だから商品には決して妥協できません。

お客様に丁寧に手紙を書く様子

宮島への想い

どんどん新しいことに挑戦していきたい

私は広島市の出身で、主人に嫁いで宮島に越してきました。島の暮らしに慣れるまで少し時間がかかりましたが、いつも、この素晴らしい風景に癒やされてきました。宮島の自然、歴史、文化、すべてに誇りをもっています。一方で、宮島は伝統を守りながら、変化もしている島です。若い世代が意欲的に新しいことに挑戦しています。私たちの世代もそれに負けず、新しいことに挑戦していきたい。いろいろな世代が混じり合い、お互いを理解しあって、調和がとれた島になっていけばいいなと思っています。マルアキ水産としては、もっと多くのお客様にわたしたちの牡蠣の魅力を知って欲しい。今まで知らなかった方にも食べていただける機会をつくり、牡蠣を通して、宮島の魅力を伝えられたらと思っています。

水揚げ直後の殻のついたままのたくさんの牡蠣

グルメ&ダイニングスタイルショー 出展決定!!
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