宮島モノ語

モノが語る、宮島のコト。宮島モノ語

村上工芸
コト

村上工芸

2代目店主 
村上 拓也

江戸時代末期、島に技術が伝わったとされている「ロクロ細工」。かつて資材の木工産地だった宮島は、宮島杓子をはじめロクロ細工が盛んであった。島内にロクロ細工を学びたいという職人が集まり、最盛期では11軒ほどあった工場も今では2軒になった。
「村上工芸」は、創業大正7年。表参道商店街の賑わいを少し入った通りに店を構え、宮島の伝統工芸、ロクロ・漆・宮島彫りの技術で、丸盆、菓子器、茶托など、日常生活の器から芸術品まで幅広くつくりつづけている。
今では、ひとりの職人が大学で講師をし、受け継がれてきた希少な技術を後世に伝えている。

濃紅葉こいもみじの漆皿」

株式会社村上工芸(広島県廿日市市宮島町813)
Tel.0829-44-0233

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